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お仏壇を購入する際には予算を立てなければなりません。お仏壇の販売価格は欄間の彫りや扉の彫刻・内部の造作など材料以外に木地や塗り・彫り・組み立て方法により価格が違ってきます。お仏壇の価格設定は複雑なのであくまでも参考としてお考え下さい。
トップページ > お仏壇について > お仏壇の開眼式
・お仏壇は家の中にあるお寺
・お仏壇の名称と種類 ・お仏壇の価格の目安
・お仏壇の材質と色の違い ・お仏壇の寸法
・お仏壇の測り方 ・お仏壇の設置場所
・お仏間の寸法と測り方 ・仏壇・仏具の手軽なお掃除
・お仏壇の掃除箇所 ・お仏壇の開眼式
・唐木仏壇の塗装方法  
外扉の戸軸に見る加工の違いと価格差

唐木仏壇の参考価格・・・紫檀製台付仏壇(高さ170cm前後のお仏壇)の場合
製造方法
参考価格
特徴
紫檀の厚さと
戸軸の断面図
日本製品
海外製品
四方練り
(しほうねり)
200万円以上 150万円前後

超高級品。大型の仏壇店や高級品を取り扱っているお店でのみ見ることが出来ます。大きいサイズのお仏壇では1000万円以上にもなります。

厚み2〜3mm

三方練り
(さんぽうねり)
120万円以上 100万円前後

お店に常時在庫しているクラスとしては最高級品。取り扱っていないお店もあります。

厚み2〜3mm

二方練り
(にほうねり)
80万円以上 60万円以上

人気の高い加工方法で、高級品として取り扱われています。

厚み2〜3mm

一方練り
(いっぽうねり)
前練り
(まえねり)
60万円以上 50万円以上 一般的に普及しているクラス。海外製品なら比較的低価格で購入できます。
厚み2〜3mm
杢張り 40万円以上 30万円以上

仏壇の加工方法のひとつ。紫檀などの銘木からスライスした厚さ0.2mm程度の天然木を心材(南洋材など)に貼り付けています。

厚み0.2mm

シート
・プリント
30万円程度 20万円程度

低価格なお仏壇を製造する工法。特殊加工による紫檀色の塩ビシートや紫檀模様のプリントを圧着して仕上げています。

紫檀は一切使用していません

ワンポイントアドバイス・・・『練り』とは

※各部位の名称にマウスを合わせて下さい

二方練り(にほうねり) や三方練り(さんぽうねり) というのはお仏壇の製造・加工技術の用語です。厚み2-3mmの紫檀の板を心材に貼り付ける方法です。上の図にあるように三方練りとはお仏壇の外扉の戸軸(枠)となる白い心材部を三方の方角から唐木材などで包む加工方法です。二方練りは両側から心材を包んでいます。二方練りよりも三方練りの方が紫檀を多く使用しているので高額になります。

ワンポイントアドバイス・・・『無垢』と『練り』

お仏壇店のチラシ広告やホームページに『無垢』『無垢材使用』という言葉が使われています。例えば『紫檀無垢台付仏壇』のようにあたかもそのお仏壇が紫檀材だけで作られたようなキャッチコピーが付けられていることがありますが、実際には100%唐木や銘木を使用しているお仏壇はほとんどなく、具体的には欄間や障子の彫刻などの一部分が無垢材で作られているに過ぎないのです。
このような宣伝は誇大広告という側面もありますが、お店も出来るだけ多くのお客様に来店して欲しいという目的がありますので、そういった言い方になってしまうことがあるようです。無垢材使用と明記してありながら、驚くような低価格で販売されている仏壇は”眉唾物”であると言わざるを得ません。

一方で優良な仏壇店では『欄間無垢』『内扉彫刻無垢』のようにきちんと無垢材を使用している部分を明確にしているところもあります。このような店はお仏壇を安心して購入できる一つの目安になります。

上記の価格の目安にあるように四方練りでさえ200万円から1000万円しますので、もし実際に100%紫檀材で作られたお仏壇があったとしたら、とても値が付けられる代物ではないことは想像に難くありません。

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