| 左上『欄間』:一対の鳳凰が四君子の中を飛んでいる様子を見事に描いています。鳳凰と四君子の構成は芸術と言っても過言ではありません。
左中『障子』:障子では欄間同様に四君子をモチーフにしていますが、飛んでいるのは鳳凰ではなく鵲(カササギ)になっています。鵲は中国仏教において吉祥とされ、大変珍重されているおめでたい鳥です。
左下『障子の腰部分』:障子の腰部分にも四君子(左から竹・菊・蘭・梅)が採用されています。中央に雄々しく表現するのではなく、あくまで清楚で丁寧に彫りこまれているところがデザイン性の高さを伺わせます。
右上『宮殿』:天井は大組平天井で周囲を三方斗で囲い、屋根の破風には鳳凰を設けている大変豪華な造りです。また、全体的に宝相華の唐草文様をあしらい明るい材木でありながら荘厳な雰囲気を見事に表現しています。
右下『須弥壇』:須弥壇の両脇には菊の彫刻を、下段の両脇には竹の彫刻をそれぞれあしらっています。また、中央の棚は厚みが豪華さを強調し、朱利桜の柔らかで暖かい雰囲気を十分に堪能できます。 |